愛犬と過ごす日常の中で、「以前…
実はスギだけじゃない!秋の散歩で愛犬が「足裏をなめる」隠れた理由とは?
秋風が心地よい季節は愛犬とのお散歩が一段と楽しくなりますが、実は秋も花粉への気配りが欠かせない時期です。ワンちゃんも花粉の刺激に反応して、身体が痒くなったり鼻水が出たりすることがあります。
愛犬が秋の気持ちよい季節を思いきり楽しめるよう、秋の花粉の特徴やお家でできる優しいお手入れのコツを知っておきましょう。
なぜ秋?犬が「ブタクサ・イネ科」の花粉の影響を受けやすい理由
花粉症といえば春のスギやヒノキを思い浮かべがちですが、8月後半から10月頃にかけては「ブタクサ」や「ヨモギ」、そして初夏から秋まで長く見られる「イネ科(カモガヤなど)」の草が花粉を飛ばします。
特にワンちゃんが秋の花粉の影響を受けやすい理由には、草の生えている高さとワンちゃんの目線の高さが関係しています。
- 背の低い草が多い:ブタクサやイネ科の植物は背丈が低く、いつものお散歩道にある空き地や河川敷、公園の草むらなどにたくさん自生しています。
- 体に直接つきやすい:背の高い木から花粉が降ってくる春とは違い、ワンちゃんが草むらに近寄ったり入ったりしたときに、お顔やお腹、足先などに直接花粉がくっついてしまいます。
| 季節 | 主な原因植物 | 花粉が飛ぶ距離 | 愛犬への花粉の付き方 |
| 春 | スギ・ヒノキ・シラカバなど | 数十km以上(広い範囲) | 空気中を飛んでいる花粉が体全体にふわっと付着 |
| 秋 | ブタクサ・ヨモギ・イネ科など | 数百m程度(局所的) | 植物に触れることで体に直接付着 |
人間とは違う?愛犬が出すアレルギーのサイン
人間の花粉症はおもに「くしゃみ・鼻水・目のかゆみ」ですが、ワンちゃんの場合は皮膚のトラブルとしてサインが出やすいのが大きな特徴です。
【愛犬のチェックリスト】
- 足先を頻繁になめたり、噛んだりしている(足裏についた花粉が気になっているサイン)
- 前足で目をこすったり、目やにが増えたりしている
- 体をかゆがり、床や壁、家具にゴシゴシこすりつける
- 指の間、お腹、脇の下、お耳の周りが赤くなっている
- くしゃみや鼻水が出ている
日頃のスキンシップのなかで、愛犬のしぐさや肌の様子をしっかりと見てあげてください。
毎日の生活でできる!秋の花粉対策
愛犬を花粉の刺激から守るためには、花粉を「体に付けない」「お家に持ち込まない」「しっかり落とす」という日々の工夫が大切です。
散歩コースを見直す
ブタクサやイネ科の草が生い茂っている草むらや空き地、河川敷には立ち入らないようにし、きれいに舗装された道路を選んで歩くようにしましょう。
洋服(ウエア)を着せて出かける
表面がツルツル・サラサラした素材のお洋服を着せてお散歩に行くことで、被毛に直接花粉がくっつくのを防ぐことができます。
帰宅時の花粉オフを習慣にする
お家に入る前に、固く絞った濡れタオルやペット用のウェットシートで「足の裏・お腹・お顔の周り」を優しく拭いてあげましょう。玄関先でサッとブラッシングをして花粉を払い落とすのも役立ちます。
こまめなシャンプーとスキンケア
刺激の少ない優しいシャンプーで、皮膚や被毛についた花粉をきれいに洗い流してあげましょう。お風呂のあとはワンちゃん用の保湿スプレーやローションでしっかりうるおいを補い、乾燥から皮膚を守って健やかな状態を保ってあげることが大切です。洗いすぎは皮膚への負担になってしまいまうので注意しましょう。
症状が気になるときは自己判断せず動物病院へ
赤みやかゆみが出ている皮膚はとてもデリケートになっており、放っておいて掻き壊してしまうと肌トラブルが長引いてしまうことがあります。
「これくらいのかゆみなら様子を見よう」と放置したり、人間用のかゆみ止めやお薬を自己判断で使ったりすることは絶対に避けましょう。
動物病院では何が刺激の原因になっているかを調べる検査をはじめ、痒みを落ち着かせるお薬の提案や、愛犬の皮膚の状態に合った専用シャンプーの処置など、その子に合わせた適切なケアを行ってもらえます。
愛犬が秋のお散歩を毎日ご機嫌に楽しめるよう、気になる症状やサインが見られたら、早めにかかりつけの獣医師さんへ相談してください。
